法会
中国では、五~六世紀頃からこれらの経典に基づく法会が盛んに行なわれるようになりました。
さらに仏教が日本に伝わると、前二経に加えて『法華経』にも鎮護国家の思想が説かれることから、これら三つの経典を「鎮護国家三部経」と呼び、勅令によって国家安泰を願う法会が盛んに行なわれるようになったのです。
まず、『仁王般若経』は、仏が国を護り安泰を保つためには、国王および人民が般若波羅蜜(智慧の完成)を実践すべきことを説いています。
そして、国家が乱れたり、災害や賊難に遭ったときにこの経典を信仰し読諦すると国が安定して五穀豊穣となり、人民が栄えると説かれています。
このことから国家安泰を願う仁王会が盛んに行なわれるようになりました。
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